質の高い医療をすべての人へ

眼底画像の読影は「専門医もしくは日常眼科診療に従事する医師」による判定が推奨されています。同様に心電図判読は循環器専門医をはじめとする「心電図に関する十分な知識と経験を有する医師」による診断が推奨されています。しかしながら、読影医不足の問題から多くの医療機関で良質な眼底・心電図読影が難しい状況が続いています。

眼科領域について考えてみると、我が国では近年、若年者を中心とした近視の増加に拍車がかかり、その影響から眼底読影に苦慮するケースが急増しています。加えて、眼底三次元画像解析(OCT検査)など新たな検査手法への関心が高まっており、健診事業において眼科検査を適切に運用するためには、今後ますます高い専門性が求められるでしょう。

人間ドック・健康診断における心電図検査を考えてみると、受診者の高齢化に伴って心原性脳塞栓症や心不全などの危険因子である心房細動の検出頻度の増加が指摘されており、眼科領域と同じく質の高い心電図判読が求められています。

人生100年時代を迎えるにあたり、すべての人が健康で豊かな生活を送ることができる社会の実現は、我々に与えられた重要な課題だと考えています。これからも株式会社ビジョンケアネットワークスは、すべての医療機関が質の高い医療を提供できる環境づくりを推進して参ります。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 株式会社ビジョンケアネットワークス

和歌山県立医科大学医学部卒業。日本眼科学会認定眼科専門医、日本神経眼科学会眼科相談医。2,200名以上の眼科医が参加する勉強会グループと、眼科情報を発信する医療サイト「眼科医ぐちょぽいのオンライン勉強会」を運営。著書に「眼科専門医試験対策ノート」「眼科医1年目の教科書」がある。2021年ビジョンケアネットワークス創業時より遠隔眼底読影部門に参画。

山口医師からのメッセージ

眼科検査の遠隔支援を開始してから早くも3年が経過しました。これまで多くの医療機関様にご利用いただき、現在では日本全国22施設で診断支援サービスを提供するまでに成長することができました。これもひとえに、弊社を信頼してご依頼くださる医療機関の皆様をはじめ、パートナー企業様や関係者の皆様の温かいご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。

私たちは創業以来「迅速で丁寧な診断支援」を第一目標に掲げ、医療機関様との信頼関係を何よりも大切にして事業を推進して参りました。また、当社には気軽に相談しやすい専門医が多数在籍していることも、大きな強みであり、私たちの自慢でもあります。

眼科検査の運用や遠隔読影の活用に関して「こんなことを聞いても大丈夫かな?」というような些細な内容でも構いません。まずはどうぞお気軽にご相談ください!

宮崎大学医学部医学科卒業。日本循環器学会認定循環器専門医。循環器内科医として横浜市立大学附属病院・済生会横浜市南部病院等にて臨床診療に従事。日本内科学会認定医、日本心血管インターベンション治療学会認定医。現在は横浜市鶴見区の在宅クリニック院長として在宅診療に従事する傍ら、医学生のための個別指導塾「医学生道場」の講師として医学生指導を行う。また日本プロサーフィン連盟(JPSA)のスポーツドクターとしてプロサーフィン大会の運営支援を行う。2024年ビジョンケアネットワークスの心電図読影部門に参画。

小林医師からのメッセージ

心電図検査は、医療機関ごとに運用方法が多岐にわたるため、遠隔診断支援の導入が難しい領域とされています。そのような中、私たちは施設様ごとの運用状況に柔軟に対応し、最適な支援方法を共に考えながらサービスを提供して参りました。

心電図判読部門では、ご依頼いただいた結果を可能な限り迅速にお返しする体制を整えており、ご依頼当日から翌日中までの返却を実現しています。この運用体制はご契約施設様に高く評価いただいております。

これからも、依頼施設様のニーズに合わせた「きめ細やかな診断支援」を目指し、さらに信頼されるサービスの提供に努めて参ります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

会社名称(商号)株式会社ビジョンケアネットワークス
        英文社名:Vision Care Networks Co., Ltd.

設立年月日   2021年(令和3年)7月1日

適格請求書発行 
事業者登録番号 T3011101095652

統括医師    山口 雄大、小林 弘典

事業内容    遠隔画像診断支援サービス事業